天明 さらさら純米 lovely summer
天明 さらさら純米 lovely summer
【 クール便 】
八兵衛の原点。純米吟醸レギュラー酒
酒屋八兵衛 純米吟醸
幾つかの種類の純米吟醸を醸し出す元坂酒造ですが、同蔵の純米吟醸の原点はこの酒にあると言っても過言ではないと思います。その昔、蔵の地元ではハレの日といえばこの酒がお決まりでした。元坂酒造のワンランク上の酒といえば、ず~っとこの酒。昔から今日まで、地元に愛され続けている酒です。
その味わいは素朴でありながら質素ではなく、派手さはないものの地味でもありません。
ナチュラル。
全く不自然さの無い酒。
香りも旨味もエエ塩梅。丁度良い。
蔵元曰く「飲めば飲むほど味わい深いお酒」。
飲み続けても疲れを感じさせず、料理の邪魔をしない。
酒と飲み手が、酒と肴が、いつまでも付かず離れずのいい関係でいられる酒です。
メタリックな「G」は、旨味で勝負!
作 ZAKU IMPRESSION Type-G 720ml
まずもって、そのメタリックな出で立ち。
Blackのラベルにガンメタル色で「作」のロゴ。なんやら意識しすぎっちゃうか~
まぁ、デザインは好きずきですので…^^
では、肝心のお味は…?
イチゴにも想える香り。決して派手さはなく、あえて控えめ。
インプレッションシリーズの中でも香りはいちばん穏やかです。
ですから「食」に合ってくれます。
基盤となる酒が「作 玄乃智」と聞けば、「なるほど…」と、ご納得いただけますよね。
派手さは無いが、旨みで勝負する『G』。
もちろん、インプレッションシリーズ特有である開封時のプチプチ感と、開封後に日々丸くなっていく味わいもお楽しみいただけますよ。
『天明』の哲学が詰まった情熱のオレンジ
天明 純米 火入50*65
『天明』のスタンダードでありながら一番人気の酒はコレ!酒造りへの情熱を表すオレンジのラベルに、透明感ある清き酒&ものづくりへの真摯な姿勢を示す白い文字。別名『オレンジの天明』です。
蔵の地元・会津坂下産の山田錦(50%精米)を麹米に使用。この米の持つポテンシャルが最大限に活かされています。掛米には、65%精米の会津坂下産米を使用。しかも3種類というので驚きです。添え仕込みには五百万石。酵母をしっかりと増やしたいため、溶ける五百万石を使用しています。仲仕込みには亀の尾を使用。この米特有のアクセントのある旨味を加えることが狙いです。留め仕込みには夢の香を使用。特徴ある優しさで包み込むような味わいを表現しています。麹米と掛米で4種類の酒米を見事に使いこなす鈴木杜氏、お見事です!自社酵母Nとうつくしま夢酵母F701の2種類の酵母を別々に使用して仕込み、絶妙な配分でブレンドしています。
ラベルの通り、オレンジを連想させる香り&甘味&酸味。その全てが適度に主張しながらも、保たれるバランス感が最高!キレイ&フレッシュな飲み口が清々しくみずみずしい。喉の通りからラストのキレの良さまでも申し分なし!こんな高クオリティーな味わいにも関わらず、まだまだ進化中というので驚きですね(^O^) 『天明』シリーズの哲学が詰め込まれた『オレンジの天明』ぜひお楽しみください♫
バランス感が最高な万能食中酒!
天明 純米 本生50*65
スカイブルーのラベル。この色には、大好きな会津の澄み渡る空のように、更なる成長・成熟を目指すという決意が込められています。別名『空色の天明』です。会津産五百万石を使い、9号酵母と自社酵母NATSUKIで別々に仕込んだ酒がブレンドされています。目指す酒質は万能型食中酒。
「どの料理に合いますか?」の質問に、食いしん坊な造り手たちが「どんな食事にも合わせたい」という想いで醸される酒です。料理の邪魔をせず寄り添い、違和感や引っ掛かりがなく、透明感溢れる酒。まさしく、そんな酒です!穏やかな香りに始まり、中盤のほんのりとした甘味と爽やかな酸味、全てが控えめでありながら全てに主張を感じます。そんんでもってそのバランスは完璧◎ 確かに最高の万能食中酒。でも酒単体でも実に旨い!脱帽!!
【 クール便 】
創業は1904(明治37)年。日露戦争が勃発した年の事です。創業者の鈴木 幸四郎氏は地元の味噌を造る蔵で大番頭をしていましたが、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興しました。その後、3代続き女系の酒蔵。5代目の現当主である鈴木 孝市氏が久々のご子息となります。その孝市氏、蔵に戻り4代目であり杜氏である母の酒造りを手伝いを続けます。
しかし、2011年に東日本大震災が襲います。母屋は全壊、蔵は全半壊。あちこちの壁が崩れ落ち、倉庫の酒は散乱。避難も視野に入れたが、この地で生まれた意味、酒を造る意義を自分自身に問い詰めます。そして、たどり着いたのが「ここで酒を造り続ける」。そして、その年の冬から杜氏となります。27歳という全国的にみてもとても若い杜氏の誕生となりました。しかし、震災後、そうは簡単にいきません。
同蔵の酒造りと想い。それは…『地元で造る米の旨味。稲の成長を見守りながら、その年の米の出来具合いを肌で感じ、米の特徴を活かして酒を醸す。米の力を信じてその声を聞きながら、酵母の生命力にすべてをゆだねる。こうして出来た酒は季節を重ねる度に成長します。それが自然です。1本1本に自然とにじみ出る個性がある酒という理想に基にしています。穏やかにゆっくりと酒を愛する。さらなる酒質の向上を目指しながらも、曙酒造らしさを忘れることなく、酒造りへ全身全霊をかけて向き合う。その先を目指す之を持ち続ける事。未感染を意識する事。酒造りがここでできる幸せ。そしてすべてに感謝を忘れない。曙酒造の酒を口にして下さる方々へ、支えてくださる方々へ、生まれ育んでくれた郷土と自然へ、感謝の大きなハートを携え、「造っていても呑んでも楽しさが無限に湧き出る酒」を造り続けたいと想います。』
とてもしっかりした信念のある酒造りですネ。
そして、銘柄『天明』についてこう語っています。
「旨味・甘み・酸味のバランス、丁寧で清潔な造り、徹底した低温管理より生まれる、清く溢れる透明感。そして、日本酒に流れる季節感。それらを酒質設計・造り・管理・ブランドなどを通じ、ご提案させていただきたいと考えております。我々のお酒を愛してくださる全ての皆様の人生の、どの場面にもそっと華を添えることができ、朝日(あけぼの)のように、温かく明るい楽しいお酒で皆様を最高の笑顔にできればと考えております。」
鈴木孝市氏のまじめで実直な性格がそのまま反映されたかのような味わいです。その味わいはもちろん、蔵元の人柄もKOBAのお墨付き!ぜひご賞味くださいませ(*^^*)