楯野川無我 レッドボトル 純米大吟醸
楯野川無我 レッドボトル 純米大吟醸
【 クール便 】
純米大吟醸しか造らない蔵元・・・楯の川酒造
山形県酒田市山楯字清水田27番地
蔵元HP
1832(天保3)年、上杉藩の家臣が庄内を訪れた際、水の良さに驚き酒造りを始めることを薦め、酒母製造業を興したのが同蔵の始まり。その後、1854(安政元)年に酒造業を開始。翌年の1855(安政2)年に荘内藩主酒井公に酒を献上した際、大いに喜ばれ、酒銘を「楯野川」と命名されました。
楯の川酒造が位置する山形県庄内地方は、北に鳥海山、南に月山を配し、全国有数の穀倉地帯です。雪が多い山形県は非常に良質で豊富な地下水に恵まれており、同蔵では標高2236mの鳥海山の伏流水を酒造りに使用しています。実り豊かな大地から収穫された米と、厳寒な気候、そして何よりも、庄内人の真面目な気質から宝石のような日本酒【楯野川】は生まれます。
一昔前、同蔵が造るお酒は人気を博し、最盛期には3千石を造る酒蔵でした。その当時は函館と仙台にも支店があり、蔵の成長と共に酒名の楯野川の「野」が平仮名の「の」となり「楯の川」へと変わりました。
現当主は6代目となる佐藤淳平さん。1978(昭和53)年生まれの、とても背が高い好青年。かつて高校球児だったいう彼は、今でも現役高校球児のようにとても爽やか。東京農大にて醸造を学び、神奈川県の流通業者に入社して日本酒の流通を学んだ後、2000(平成12)年、楯の川酒造に戻ります。しかし、その時には年間生産量は100石規模という、小さな酒蔵になっていました。蔵を畳むことも選択肢の中にあったそうですが「このまま何もしないより、良いお酒を頑張って造って売って、駄目だったらその時にまた考えよう」と開き直り、一大奮起。
銘柄名を創業当初に用いられていた漢字の「野」を使用した「楯野川」に変更。初心の表れです。そして、それまで使用していた9号酵母に山形酵母を加えた酒造り。問屋流通を改め、現在の専門店直流通に改革。原料米は全て、自家精米による50%以上の精白。つまり、醸す酒全てが大吟醸規格の酒ということです。地元の、しかも造り手の顔が見える酒米で、美味しい日本酒を造りたい…という思いから、2005(平成17)年に、地元の農家さんと契約栽培の取組を開始。地元の農家さんたちが作る美山錦と出羽燦々、そして兵庫県の山田錦を原料米に使用しています。更に、平成22酒造年度から全てのお酒を純米酒造りに移行したことにより、純米大吟醸しか造らない蔵元へと進化しました。
「楯野川」には「本流」「清流」等、○○流という川の流れをイメージしたネーミングを多く使用。酒質は全般にキレイで幅のある味わいを持ち、日本酒初心者の方から酒通の方にまで幅広い層の方々に喜んでいただけるお酒です。
ここ数年で僅か100石から約700石の酒を醸す蔵にまで成長した同蔵は、日本酒「楯野川」とは別にリキュールを「子宝」の銘柄で展開しています。山形県の特産品である、さくらんぼやラ・フランスなど様々な果実を使い、和のリキュールとして山形県をアピール。こちらも日本酒同様、大人気。
今後も目が離せない蔵元です。
採算度外視のベストセラー
楯野川 清流 純米大吟醸
出羽燦々50%精白、使用酵母は山形酵母。
アルコール度数は14~15°とやや低めですが、そのことを全く感じさせない仕上がりになっています。
酒名の「清流」のごとく、キレイな透明感と軽やかさを追求したお酒です。
爽やかな香り。
若々しく軽快な口当たり。
柔らかな酸味と優しい旨味。
ほのかに残るさらりとした余韻と後口。
冷やして美味しいですが、少し温度が上がると旨みが更に強調されます。
採算を度外視しての価格設定は嬉しい限り。
楯野川シリーズのベストセラー酒です。
白いラベルが目印です。
蔵元が受注した分のみ瓶詰される、ホンモノの生酒!
楯野川無我 ブラウンボトル 純米大吟醸
大人気『楯野川』の生酒シリーズ『楯野川無我』!純米大吟醸しか造らない酒蔵がこだわる6つの「無」があります。
無濾過・・・採れたそのままの
無加水・・・濃厚な旨味を持つ原酒で
無加熱・・・フレッシュな生酒として
泡を立てな(無)い・・・自然な発砲感を残したまま
時間を置かな(無)い・・・上槽当日に瓶詰め
新鮮味溢れる美味しさを無我夢中に追求しています(^O^) 契約栽培による特別栽培米(減農薬・減化学肥料)の美山錦を100%使用し、50%まで磨き上げます。洗練されたシャープな味わいのなかに米の旨みが躍動!さらに、蔵元で亀口から汲んで飲む、あの特別な味わいも体験できます。フレッシュ感MAXです♫ 白ワインにも似たミネラル感もあり、また明日から頑張ろうという気持ちにさせてくれる、そんなお酒です。
【 クール便 】
楯野川 Shield 純米大吟醸 惣兵衛早生
新しい酒米の品種開発も大事ですが、それらの源流となる昔の酒米の品種も大事にして残すべきだ。そんな杜氏の考えから作られたこの「Shield」シリーズ。蔵元・楯の川酒造がある庄内地方は昔から民間の篤農家による稲の品種改良が盛んな土地であり、その歴史と産物を日本酒という形で守り、伝承していきたい。そんな思いが詰まった1本です。
原料米には、このシリーズの大本命である「惣兵衛早生」を100%使用しています。実はこの米、幻の酒米と言われる「亀の尾」の親にあたります。甘美な香りとしなやかな酸味が奥深く重なり、惣兵衛早生ならではの独創性が感じられる味わいに仕上がっています。希少米故の希少酒です。お早めに!
「ひやおろし」も純米大吟醸です!
楯野川 源流 純米大吟醸 冷卸
楯の川酒造の「ひやおろし」、モチロン純米大吟醸。原酒のまま、瓶貯蔵で夏の間、冷蔵にて熟成させました。原酒をゆっくりと低温で熟成させることで、まろやかな旨味と奥行きのある味わいに仕上がっています。それでいて軽やか。原料米の美山錦らしいキレのある酸味が余韻をまとめています。秋の夜長、庭先やベランダで月と星を眺めながら・・・。肴は七輪を使って炭火で焼いたキノコ類を生姜醤油で。そして、この酒を一献…。たまりませ~ん!
酒 本流 男の辛口
楯野川 本流辛口 純米大吟醸
契約栽培した山形県産出羽燦々を50%精白し、9号系酵母で醸されました。
ドライでシャープ、酒通向きの硬派な男酒。
キリッと引き締まった辛口酒ですが、ただ辛いだけのペラペラの味わいではありません。
控えめの落ち着いた柔らかな香り。
爽快な口当たり。
ほんのり感じる米の甘味と旨味。
キレのイイ後味。
それらが絶妙のバランスで形成する辛口という味の形。
見事に料理を引き立ててくれるこの酒は酒名の通りまさしく日本酒の「本流」。
黒いラベルの楯野川です。
夏にピッタリ!の純米大吟醸
楯野川 渓流 爽辛 純米大吟醸
全量純米大吟醸の蔵元が作る夏酒!
酒名の通り、爽快に飲める辛口酒に仕上がっており、これからの夏の季節にピッタリです。日本酒度は+12!!ですが、心地良い、程良い辛さです。原料米は山形県産美山錦を使用しており、50%精白、もちろん純米大吟醸です。軽快な口当たりでスイスイいけちゃいますよ。蔵元おすすめは、「冷凍庫でキンキンに冷やして飲むか、氷を浮かべてロックスタイルで飲む」です。今夏の乾杯酒はビールではなく、楯野川爽辛で!
歴史の轍を辿る酒
楯野川 Shield シールド 亀の尾 純米大吟醸 1,800ml
新しい酒米の品種開発も大事ですが、それらの源流となる向かいの酒米の品種も大事にして残すべきだ。そんな杜氏の考えから作られたこの「Shield」シリーズ。
蔵元・楯の川酒造がある庄内地方は昔から民間の篤農家による稲の品種改良が盛んな土地であり、その歴史と産物を日本酒という形で守り、伝承していきたい。そんな思いが詰まった1本です。
Shieldシリーズ第一弾は、「幻の酒米」と称される『亀の尾』を使用。
ブラックのプリントボトルが輝いていて、カッコイイ!期待感が膨らみます。
気品のある香りは食虫手に相応しく、甘酸の均整に優れた芯のある酒に仕上がっています。
極少量での入荷ですので、お早めにどうぞ!