【新規取扱開始】福島県・笹正宗酒造『ささまさむね』

掲載日:(2025年04月20日)

福島県・笹正宗酒造 『ささまさむね

1818(文政元)年、福島県喜多方の地で創業。創業当初から今日まで品質第一主義を貫き、酒造りに真摯に取り組んでいます。全国の酒蔵の中でも、いち早くから純米酒の製造・販売に取り組んでおり、地酒ブームの口火を切った酒蔵として業界内でも一目置かれています。「ほんものを造る」という社是の下、昔ながらの造り方で醸造し続ける老舗の酒蔵です。近年、設備投資や麹室の改修を行い、大幅な酒質向上が実現!関東圏を中心にメキメキと人気が出てきている、今後が楽しみな蔵元の一つです。
そんな酒蔵の中心にいるのが、8代目蔵元兼杜氏の弟・岩田悠二郎氏と、兄であり専務の岩田高太郎氏のご兄弟です。現社長の悠二郎氏が蔵に戻ってきたのが2012年のこと。東日本大震災での原発事故の影響で、売上を大きく落としている時期でした。これを「今までのスタイルを今一度見直すチャンス」と前向きに捉えた悠二郎氏。福島県の清酒アカデミーにて酒造りのイロハを学び、学んだことをすぐに蔵で実践。トライアンドエラーを繰り返しながら、品質や製造方法について数々のテコ入れを敢行し、市場での傾向やトレンドを意識した『ささまさむね』ブランドを2015年に立ち上げました。同年のIWC(インターナショナル・ワイン・コンクール)では純米酒の部で福島トロフィーを見事受賞!2017年にも純米吟醸の部でゴールドメダルを受賞するなど、その味わいが世間でも認められるようになりました。
時を同じくして、現在の専務である高太郎氏が蔵へと戻ってきます。弟の悠二郎氏も通っていた福島県の清酒アカデミーで酒造りを学び、今では悠二郎氏の右腕として同蔵の酒造りを支えています。
兄弟の二人三脚で醸す同蔵の主要銘柄は3種類。かつての杜氏が残したレシピをもとに慣れ親しまれた味を極力変えずに仕込む『笹正宗』、香り高く高級感がありながらもリーズナブルに提供する『ササ正宗』、そして悠二郎氏が立ち上げたモダンテイストの『ささまさむね』。表記こそ違えど、その全てが蔵の名前を冠した酒名になっていることからも、蔵元の自信が伺えます。
KOBAでは、ひらがな表記の『ささまさむね』を中心に今後も入荷する予定です。
期待の若手蔵が醸す旨喜酒、ぜひご賞味ください!!