【三芳菊】徳島県・三芳菊酒造

何処でも、誰にも造れない。光り輝く個性ある酒。
徳島県三好市池田町サラダ1661
蔵元HP

四国の中央に位置する阿波池田。
日本三大河川のひとつ、「四国三郎」とも呼ばれる「母なる川」の風格をも持つ四国最大の大河・吉野川の上流で、北は阿讃の山並、南は剣山山系の連峰にいだかれた、酒造りに最適の寒冷な地です。その地に蔵を構える「三芳菊酒造」は吉野川の上流である松尾川の景峡・竜ヶ岳の湧き水を利用して酒を醸しています。
竜ヶ岳は絶壁の高さが約950m、川底からは約480m、巾は4kmにも及び、東洋一と云われいます。その岩の間より絶え間なく溢れる清冽な清水は、古くから名水として知られ、素晴らしい風味の酒を醸し出すのに一役かってくれます。
蔵元当主の馬宮家は元々赤穂出身の武士で、その名残を残す武家門と武家屋敷が今でも蔵にあります。武家屋敷は江戸時代後期に建て直されましたが、武家門は建てられてから約300年も経つそうです。
明治に入り日本酒造りを生業とし現在に至ります。会社創業は1903(明治36)年。
醸す酒、約700石。ほとんど1000キロの小仕込み。造りを担うのは2001年から仕込みに入った蔵元杜氏の馬宮亮一郎氏を含め精鋭3人。
小さな蔵ですが、小さな蔵でしかできないことをやっていきたい…。そう語る馬宮さんですが、その想いは醸される酒の味わいに顕著に反映されています。
まず、驚かされるのが、その個性的な味わい。それは、今までの概念だけで日本酒を造らず、そして飲み手も今までの概念だけで飲んでほしくないという想いから来るもの。もちろん従来の日本酒を否定しているのではありません。温故知新。チャレンジ&オファー。馬宮さんと盃を交わしながら色々とお話しさせていただきましたが、日本酒の未知の部分を限りなく広げることができる蔵元だと確信いたしました。
そして、酒も個性的ですが、酒を醸す馬宮さんも個性的。お話も楽しく、音楽が大好きな造り酒屋さんです。
何処でも、誰にも造れない酒、「三芳菊」。
この光り輝く個性ある味わいを、ぜひご賞味くださいませ。

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